腹八分の豊かさ

2007年09月06日  Posted by さが環境推進センター at 13:16 | Comments(0)
「腹八分に医者いらず」という諺はみなさん良くご存じと思います。なにごとにも控え目ぐらいが
ちょうど良く、めいっぱいで生きていくとそのうちどこかにほころびがでてくるという事だと思いますが。
先月のさが市報のリサイクルレポートに平成18年度の佐賀市の生ごみの記事が掲載されて
いましたが、一年間のごみの排出量89,342トン、一日一人当たり1、198グラムになるそうです。
一キロのごみがどのくらいかは、すぐにはピンときませんが、自分の体重に置き換えたときに
どのくらいの重さか想像がつくと思います。一キロの体重を減らすために死ぬような努力をしていませんか。
問題はその中身です、ごみのうち4割が生ごみ。生ごみの11%が手つかず食品。
28%が食べ残し。このデータをみて皆さんはどう考えられますか?
21世紀は食料と、水の争奪が世界中で始まるといわれています、食糧自給率がカロリーベースで
40%といわれ、現実に海外の国々の食生活の変化で魚類などが思うように輸入できない状況に
なりつつある日本でこの様なデータをみたときに、わたしたちの暮らしをそろそろ見直して
めいっぱいの満足でなく、腹八分の満足、腹八分の豊かさで我慢する。
そういう生き方が自分の暮らし、健康。地球の環境にやさしい生き方ではないでしょうか。

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