NPO法人　さが環境推進センター

京都議定書目標達成の見通し
気候変動枠組み条約事務局がまとめたデータ
約束期限年（０８年～１２年）に基準年（１９９０年）比
英国１９％減、独２１．３％減、　欧州全体で８％減の目標達成が可能
日本は現行対策のままでは６％増、追加対策導入しても０．５％減にとどまる。
最近は目標達成のために、排出権取引が大きく取り上げられている。（先進国間で排出権の
売買をする仕組み）　京都議定書で認められた仕組みではあるが
国内では本当にＣＯ２の削減の取り組みはこれ以上は難しいのか？
独では太陽光などによる電力を市場の水準より高い固定価格で買い取るよう
電力会社に義務付ける法律を制定し、２００５年に日本を抜き太陽光発電で
世界一の実績を残している。
風力発電の現場の見学をした時に説明者から、売電価格が安いので採算が
厳しいという説明を聞いたことがある。
それぞれがそれぞれの立場で温室効果ガス削減の取組みを考え
実行に結びつけて。　次の世代にできるだけ良い姿の地球を残したい。
「データーはいずれも日経新聞より」。　　　　　（Ｋ．Ｔ）